この季節になると、書店には家計簿コーナーができます。
毎年、来年そこはしっかり家計簿をつけなきゃと思いますが、思うだけで実践できていません。
そんな時、林總さん著の「正しい家計管理」という本に出会いました。
サブタイトルの「将来への不安が消える、自動的にお金が貯まる」に惹かれました。
読み始めると、いきなりハッとさせられることが書かれています。
手持ちのお金をあるにまかせて使う「どんぶり勘定」を続けていると、遅かれ早かれ確実に破綻をきたします。
我が家の家計です!
このままの状態を続けていくのは、ダメだと本気で思いました。
家計管理を改革することに決めました。
「正しい家計管理」を実践
前提条件として、家計の実態を把握する必要がありります。
それをしないと先には進めません。
まずは、ノートを2冊用意することです。
無印良品で購入してきました。
1冊目は「財産目録」用、2冊めは「予算・収支」用です。
どちらのノートにも必ず手書きをしていきます。
我が家の家計管理は、マネーフォードという便利な家計簿アプリでやっていました。
パソコンの画面上に、自動的に残高などが表示されて非常に便利です。
その反面、我が家の家計なのに、何となくバーチャルな感じがして、他人事のように捉えていたかもしれません。
それが、我が家の家計がどんぶろ勘定になった原因の一つだと思いました。
ノートに「記録」することが目的ではなく、「見直し」をすることが肝心だと書かれています。
「財産目録」を作成する
財産目録の目的は、純資産の増減を把握するためです。
月末ごとに作成することになっているので、さっそく作成しました。
プラスの資産とマイナスの資産をそれぞれ調べます。
マネーフォワードに登録してある口座は、パッと調べることができるので簡単です。
それらを「財産目録ノート」に書き写していきます。
マネーフォワードに登録していない口座は、通帳を記帳してきました。
あと、プラスの資産である不動産(自宅マンション)は、ネットで売却価格を調べました。
ノートに金額を記入していきましたが、口座の数が多すぎです。
管理するのも大変で、これでは、どんぶり勘定になってしまいます。
反省です。
必要な口座だけを残して、使っていない口座は断捨離していきます。
11月末の財産目録
【プラスの資産】
普通預金 | 三井住友銀行 | 554,499 |
---|---|---|
普通預金 | 北海道銀行 | 146,795 |
ハイブリッド預金 | 住信SBIネット銀行(夫) | 203,005 |
普通預金 | 北海道労働金庫 | 1,048 |
普通預金 | ゆうちょ銀行(夫) | 410 |
普通預金 | 北洋銀行 | 2,000,134 |
ハイブリッド預金 | 住信SBIネット銀行(妻) | 274,043 |
普通預金 | ゆうちょ銀行(妻) | 769 |
財形貯蓄 | 北海道労働金庫 | 230,259 |
投資信託 | ひふみ投信 | 393,785 |
ひふみプラス | 20,002 | |
確定拠出年金 | DCニッセイ外国株式インデックス | 1,824,894 |
EXE-i 新興国株式ファンド | 261,352 | |
EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 549,177 | |
電子マネー | auWALLET | 4,703 |
手許現金 | 夫 | 22,835 |
妻 | 12,616 | |
家計 | 80,000 | |
不動産 | 自宅マンション | 16,000,000 |
合計 | 22,580,326 |
【マイナスの資産】
自動車ローン | スバルクレジット | 837,400 |
---|---|---|
クレジットカード支払い | 三井住友カード | 165,001 |
合計 | 1,002,401 |
【純資産】
純資産 | 21,577,925 |
---|---|
純資産(自宅マンション抜き) | 5,577,925 |
まとめ
我が家の資産をノートに手書きで書くことで、資産の実態を把握することができました。
パソコンの画面上で見るのとは違い、ノートに手書きしたことで実感がわいてきます。
純資産はプラスですが、自宅マンションを除いた場合の額は多くありません。
どんぶり勘定の家計管理をしていたからです。
これからは、純資産のプラスをもっと増やしていけるように家計管理に取り組みたいです。
【追記】
1年間の予算を考えるときに使う2016年の年間収支実績表を作成しました。
【追記】
特別支出を絶対になめてはいけないので、1年間の特別支出実績表と特別支出予測表を作成しました。
【追記】
「財産目録」、「1年間の収支実績表」、「1年間の特別支出予測表」により家計の全体像を把握して、予算を立てました。